【Seljak】リサイクルウールのブランケットで冬支度

2022.11.04

BYNAOKO

ウィメンズヘルスショップで新たに展開スタートしたSeljak。オーストラリアのセルジャック姉妹がサーキュラーエコノミーのさらなる促進に力を入れて取り組んでいるブランケットのブランドです。これからの季節に欠かせない暖かいブランケット。Seljakには選ぶべき理由がたくさんありました。

人生で手にする中で一番サスティナブルなリサイクルウールブランケット

2016年3月の創設以来、サムとカリーナのセルジャック姉妹は、タスマニアにあるオーストラリア最古の工場と、リトアニアで92年の歴史を持つ織布工場で、「クローズドループ」の手法を用いたリサイクルウールのブランケットを作っています。使い古したブランケットも、回収して再度新しいブランケットに生まれ変わります。厚さ、暖かさ、耐久性、抗菌性など商品としての完成度が高く、オーストラリア環境賞も受賞しているブランケットです。
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セルジャックブランケットの作られ方

1.収集

工場がブランケットを制作している段階で、職人が床に落ちた切れ端を回収します。過去にセルジャックのブランケットを買ってくれた人が手放す時にはそれも回収し、新たなブランケットの材料として使用します。
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2.裁断

回収された端材や古いブランケットは工業用の機械で細かく粉砕され、一定の大きさと形になります。
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3.カーディング

カーディング機で繊維を洗浄し、糸にするために繊維の方向を揃えます。
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4.紡ぎ

紡ぐとは、繊維をひねってくっ付けることです。強い糸にするためには長い繊維がしっかりと付くことが重要なので、少量のポリエステルを使って短いリサイクル繊維が糸を作れるようにします。
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5.染色

ブランケットが編まれてから染色するものと、糸巻に束になっている状態でするものが有ります。
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6.編み込み

職人が織機を調節し、ブランケット全体が均一な柔らかさになるように編み込まれます。
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7.ミリング マシン

大きなシリンダーの回りを何度も回転させ洗浄することで、ブランケットの繊維同士の結びつきが強くなります。ウールの繊維には細かな歯のようなものが付いており、温水で洗ったり摩擦を加えることで強固になっていくのです。また、この作業によってブランケットが縮むので、サイズ決めにも使われます。
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8: 仕上げ

洗浄や乾燥が終わったあとに、ウィップステッチかフリンジの加工が施されます。最後にラベルが貼られ、倉庫に運ばれて出荷を待ちます。
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用途は人それぞれ

ブランケットとしてはもちろん、ラグがわりや壁のタペストリーとしても使えます。 インドアでもアウトドアでも、ヨガや瞑想の時などにも。生活スタイルに合わせて、ぜひ好みのカラーを選んでみてください。
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