人気トレーナー森拓郎さんに聞く! ランニングでメンタルが整うって本当?

2021.11.26

BYCHIE

ランニングを続けるコツやランニングをすることのメリットとは? ダイエット目的でランニングを始めたいと思っている人も必見! そもそも“痩せる走り方”はあるの? 月間走行距離300kmを超えるサブ3のシリアスランナー、森拓郎さんだからこそ言える、ランニングが与える体への効果とは?

ランニングは体にどんな効果がある?

ランニングのメリット
「ランニングは時間がかかる運動です。その割に、ボディメイクにも繋がらない。“走ってるのに全然痩せない!”と嘆く女性の声をよく耳にします(笑)。ランニングがダイエットと直結しないからと言って、僕はランニングなんてしなくていいですとは言いたくないですね。得られる効果に対して目的意識を変えてみてはどうでしょうか?」(森さん)

ダイエット目的で始める人への注意点とは?

ランニング心
「まず、痩せる目的でランニングを始めるなら、正直期待しすぎない方がいいと思います。有酸素運動は脂肪をメインエネルギーとして燃焼するのは間違いないです。しかし、普段の生活で脂肪を燃やせる体になるためには、筋トレのような”時間に対して強度の高い運動”なんです。そうすると有酸素運動は時間全体で消費をみる時に実は効率が悪いんです。つまり、筋トレよりもコスパが悪いと言えますね。ランニングはダイエット期間の心のセルフケアと思って取り入れる方がよっぽどメリットを感じられると思いますよ」(森さん)

ランニングは絶対に痩せないの?

「痩せないことはありません。しっかりと体幹を使って上手く走ることができればヒップアップにつながるし、脚も細くなります。ですが、その“体幹を使った”ランニングフォームの習得にはテクニックが必要。僕はよく、竹馬に乗って走るイメージで、と伝えますが、聞いてすぐできるものでもない。何れにしても、体幹や筋トレ、メンテナンスをちゃんと行えば、故障予防にもなり、継続にもつながるはず。そして、何よりも楽しくなってくると思うんです。ダイエットはメンタルが大事。ランニングを楽しめば健全なメンタルをもたらしてくれるはず。それこそがボディメイクの成功の近道じゃないでしょうか」(森さん)

ランニングを楽しむ、継続するためにも押さえておきたい4つのコツとは?

セルフケア

ランニングが楽しめない人は、もしかしたら追い込みすぎてしまっているのかも? まずは楽しむことを目的に、苦しくならない程度に早歩き程度のスピードで走り出してみてはどうだろうか。そこでおすすめなのはシティランにピッタリなスタイリッシュなonのウェアとシューズ。また、ランニング歴の長いエディターCHIEによる走り始める前、走った後のセルフケアもご紹介!

ランニング

ランニングウェアで最も重要な機能は“ポケット”が付いているか否か。ジムやヨガ用に作られたウェアはポケットがないものが多いので要注意。というのも、ランニングは屋外でのスポーツ。一人暮らしであれば鍵を持ち歩く必要があるし、途中でスポーツドリンクを購入したくなったり、ついでにスーパーに立ち寄って買い出しをしたりすることもあるので、スマートフォンがあると何かと便利なことも。そこで、携帯や鍵が収納できるスポーツタイツやランニングショーツをおすすめしたい。ランニングから生まれたブランド「on」の機能性は申し分なく、シティランを快適にしてくれること間違いなし!

ランニング2

ランニングシューズの値段は意外と高いので、普段着にも使えるような汎用性のあるものを探している人が多いのでは? セレクトショップでも取り扱われる「on」のシューズ。実は、ランニングシューズとは知らずにライフスタイル用として購入している人も多い。洋服に合わせやすいことで、ファッション業界からも定評を持つ「on」。他のランニングシューズとは一味違う特徴的なソールは、クッショニングと反発性を持ち合わせた「on」独自のテクノロジー。見た目も機能も持ち合わせた「on」のシューズはランニングはもちろんのこと、普段にも使えるので重宝するはず!

ランニング3
ちょっと早歩きしただけでも汗が出るぐらいだから、ランニング中は相当汗をかくスポーツであることは想像に易い。だからこそランニングウェアとして重要なのは通気性と速乾性の機能だ。また、ランニングのトレンドはシューズも含めて、いかに軽量で重みを感じないかである。「on」のウェアは軽量・通気・速乾にこだわり、肌触りの良いシームレス仕様のアイテムも多い。そう言った機能を追求したゆえの“ミニマルさ”がこのブランドの魅力。その構築的なデザインはモード感すら漂わせる。もし、普段着にアクセントをと思ったら、ぜひワードローブに追加してみよう。いつもとは違うスポーティなファッションが楽しんでみては?

ランニング
エディターCHIEが実践しているのは、走る前にレジスタンスバンドを使って、数分間筋トレをしてからランニングを始めること。走る前に体幹や脚の筋肉のスイッチをONにすることで、走行中も体幹や臀筋などの筋肉に意識が向くようになるからだ。ホットチャットで一連の動きを紹介しているので是非チェックしてみて!

ランニングは継続していかないとメリットが感じにくいスポーツ。にもかかわらず、無理に追い込んで、膝や足首、股関節などを痛めてしまう初心者も多く、せっかく始めたのに故障で続けられなくなってしまって3日坊主なんてことも十分にあり得る。そこで知っておいて欲しいのがセルフケア。
「初心者が続けるためには、週に1~2回程度のランニングがベスト。また、一回ごとに疲労困憊しないように気をつけて欲しいです。気持ちいいくらいで終わりにしましょう。そもそも、ランニングはウォーキングに比べて関節に3倍以上の負荷がかかっていると思ってください」(森さん)

筋膜リリース
それだけ衝撃を受けるスポーツなのだから、関節や筋などのマッサージは習慣化すべき。ウィメンズヘルスのyoutubeではフォームローラーを使った筋膜リリースメソッドがアップしてあるので、セルフケアを積極的に進めてみよう。

ランニングのメリットは、心を豊かにしてくれること。また、肌寒くなり始めたこの時期はランニングが一番気持ちいいと感じる季節。生活習慣を整える上でも、ぜひ機能的なギアを揃えてチャレンジしてみて!