「実は、冬場のランニングでもっとも重宝するのが薄めのブルゾン。通称”ウィンドブレーカー”と呼ばれるこの”ウェザージャケット”は丸めたら拳サイズにまで小さくなります。こんなにペラペラなのに風は通さないので、走り始めも寒さをあまり感じません。走行中一番寒さを感じる原因は肌に刺さる冷たい空気って知ってました？　風を通さない素材のジャケットは、ダウンのような暖かさは感じないものの、寒さは防いでくれるのです。この状態が運動時には重要で、逆に体に保温性を高めてしまう素材は体の熱を放射してくれないものも多く、熱がこもると体温調整がうまくできず不快な状態になってしまうことも否めません。走り始めてしばらくしたら、体はどんどん温かくなっていくもの。快適な運動を心がけるなら、体の熱放射の循環を妨げない防寒具が重要と思ってください。ちなみに私は家の暖房を弱めにしてウィンドブレーカーを羽織りもの代わりに日常使いしています」（エディターCHIE）
手に取ると驚くほど軽さを感じる「ウェザージャケット」。防風機能を持つ”リップストップ”素材は非常に軽量かつ伸縮性もあるので、走行中の動きにもフィットしてくれること間違いなし。

背部はベンチレーションになっていて、ランニング中にこもる熱を放射しながら、冷たい外気は入らない構造に。

人間工学に基づいてデザインされたフードは、サイズ調節が可能なので個人の頭のサイズに合わせてフィット。ツバがあるので、小雨程度であればキャップなしでもOK。耳をガードすることで快適な冬場のランを約束。

スマートフォンも収納できる胸元についたポケットは、撥水タイプのジップ仕様。雨天時も安心してランニングが楽しめる。

ブラック×ネイビーのシックなバイカラーのコンビネーションは、シティランにぴったり。モノトーンが多い人は一枚持ってるとコーディネートのアクセントになってくれそう！

パッカブルになるジャケットは、持ち運びにも便利。エコバッグ感覚でバックの中に常備すれば、ちょっと肌寒い時の羽織物や、コートの中のインサレーションとしても使えるはず。機能性ジャケットを普段着にも使いこなし、ワンランク上のスポーティなコーディネートを楽しもう。