【LOVE EARTH】環境にやさしく、心地よい。 「地球を想う」ブランド8

2023.09.01

BYNANA

9月でウィメンズヘルス ショップは2周年! いつもありがとうございます。ウィメンズヘルス ショップが大切にしていることは、心と体、そして地球が心地よいアイテムであること。今回は、環境にやさしいブランドをピックアップし、どんな活動をしているのかをまとめてご紹介します。ここで紹介しているアイテムが、9月中はポイント5倍、ぜひチェックしてみて。

【Seljak セルジャック 】100%リサイクル素材でできた肌心地のいいブランケット

タスマニアにあるオーストラリア最古の工場で、廃材となったメリノウールの切れ端から丈夫で肌心地抜群のブランケットを生み出しているセルジャック。地球上で出された布くずの87%が埋立地に運ばれたり、焼却処理され、温室効果ガスが排出されていると言われるなかで、廃棄ゴミのない世界の実現を目指し、2016年の発足時から「クローズドループ」という製品の生産と使用の循環の仕組みを利用している。いつかセルジャックのブランケットを何らかの理由で手放さなくてはならない時がきたら、無料回収も行なっており、リサイクルをして新たなブランケットを作っている。その際に出たCO2の分の植樹活動も行なっているので、炭素削減協会からカーボンニュートラルプログラムの認証を受けている。

【indosole インドソール 】廃タイヤをリサイクルゴムに再構築して生まれたサンダル

バリ島発で、世界中で年間15億本の廃棄されているタイヤを用いて、耐久性の高い靴のソールに生まれ変わらせる自社技術を開発したインドソール。世界では、廃タイヤが完全に腐敗するのは不可能に近く、安価な代替燃料として発展途上国で燃やされたり、熱帯諸国では山積みにされた廃タイヤが蚊の繁殖地となってマラリアやデング熱などの病気を引き起こしている。この環境破壊を改善に導くためにも、インドソールは「SETT Sole Engineered Tire Technology」という技術により廃タイヤをパウダー状にし、リサイクルゴムに再構築した。そして、10年間で既に80,000本以上の埋め立て地の廃タイヤを靴底へと蘇らせてきた。シンプルなデザインと柔らかなフットベッド、豊富なカラーバリエーションをそろえ、快適さ、耐久性、手頃な価格を重視したindosoleは、世界で最も”ECOノミカル”なサンダルだ。

【sonnentor ゾネントア 】オーガニック原材料100%で自然な香り豊かなハーブティー

1988年にオーストリア北部のヴァルトフィアテルにて誕生し、オーガニック原材料 100%使用のヨーロッパを代表するハーブティーブランドであるゾネントア。もともとハーブ栽培を営んでいた設立者ヨハネス・グートマンが究極のオーガニック農法と言われるバイオダイナミック農法でハーブ業を始め、現在は160以上の契約農家すべてで品質を直接確認。有機栽培で丁寧に手摘みされたハーブは保存料や人工香料も不使用で、摘み取ったあとは瞬時に冷凍し、茶葉には自然な香りがしっかりと残っている。ティーバッグは100%生分解可能な無漂白のバナナの繊維と木材のセルロース繊維、糸はオイルコーティングをしない無漂白のオーガニックコットンを使用し、ホチキス止めもない。包装も含めてすべて土に還すことが可能な環境配慮を行っている。国内初のオーガニック認証取得企業で、世界約45カ国で愛飲されている。

【sonett ソネット 】植物由来で100%生分解できる環境にやさしい洗浄剤

1977年にドイツで設立され、1960年代の石油系合成洗剤による水質汚染問題に心を痛めた科学者の思いから「環境にやさしい洗浄剤」を製造しているソネット。社名はフランス語のsavonnette(小さな石けん)が由来である。 すべての原材料が植物性および鉱物性のみでオーガニック栽培され、洗剤自らの力で100%生分解し、自然に戻ることが証明されている。また、グリーンピースエネルギーと呼ばれる風、太陽光、バイオマスなどの自然エネルギー源のみを使用し、水を守ることを大切にするソネットは水力エネルギープラントから製造。人のアレルギーを避けるためにも、酵素、着色料、保存料、蛍光増白剤などは使用しておらず、肌にやさしい。純石けん成分に植物由来の界面活性剤を合わせることで、洗浄力の高さも実現し、世界40カ国以上で愛用されている。

【natracare ナトラケア 】世界80カ国で愛用されるオーガニック&ナチュラル生理用品

世界初のオーガニック&ナチュラル生理用品メーカーとして、1989年にイギリスの環境保護活動家のスージー・ヒューソンによって誕生したナトラケア。きっかけは、創設者が当時の生理用品が塩素漂白によって環境と女性の健康被害を及ぼしていることを知り、原材料の研究に没頭したこと。誕生したナプキンは「6つのフリー」として、農薬フリーの100%オーガニックコットン、完全塩素フリーの漂白過程、高分子吸収剤フリーのカラダを冷やさない素材、プラスチックフリーで100%生分解性、香料フリー、添加物フリーを実現し、女性の身体と地球の環境のそれぞれへの負荷を最小限に抑えている。ナトラケアの生理用品は蒸れにくく、肌に優しいオーガニックコットンや植物由来の吸収材を使いながらもしっかり吸収し、スリムで軽やかという使い心地のよさも特徴。現代女性のライフスタイルに合わせて、高粘着のテープで下着にしっかりとフィットするアクティブに体を動かすシーンにも対応し、現在は世界80カ国で愛用されている。

【limerime ライムライム 】生理期間を快適に過ごせる天然の竹由来のサニタリーブランド

天然の竹の繊維を使用したからだと環境に優しいサニタリーブランドであるライムライム。ブランド名は、憂鬱になりがちな生理期間を少しでも快適に過ごすことができるように、韻を踏んで繰り返すrhyme/rimeに、フレッシュでクリーンなイメージのある果実「lime」をかけている。製品の素材はプラスチックフリーかつ土に還る生分解性で、吸収体にはウッドパルプを使い、抗菌性・通気性に優れたサラッとした肌触りを実現。最も特徴的なのは、デリケートゾーンに直接触れるトップシートに天然の竹の繊維を用いていること。日本人にとっては古くからおむすびを包むのに竹皮が使われてきたように、抗菌・防臭効果があり、水分を吸収する特長がある。環境面でも竹は注目されており、カーボンニュートラルでCO2発生を抑える効果があるとして各国で研究開発されている。漂白過程においても塩素・ダイオキシンを使わない環境配慮がされ、無香料・無着色で製造されているからだにも環境にも優しい生理用品。

【aotea アオテア 】ニュージーランドの島の伝統を受け継ぐライフスタイルブランド

ニュージーランドのグレートバリア島発で、マヌカハニーやNZ原生ハーブを生かしたエシカルブランドとして2017年に創設したアオテア。社名は、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族が地平線上に白い雲として遠くに現れたグレートバリア島を、白い雲(ao –雲、tea –白)を意味する「Aotea島」として名付けたことが由来となっているのだとか。全ての製品には古来より生息する高品質なハーブとマオリ族の伝統的な健康法が息づき、習わしを守って、決して島の生態系を崩さない環境に配慮した製品づくりを行っている。島の工場では再生可能エネルギーを活用し生産しているため、完全なカーボンニュートラルで、パッケージングも手作業で行うことで島の雇用にも貢献。NZで伝統的に様々なケアに使われてきた万能ハーブの「カワカワ」や、天然の石鹸として使われてきた「クマラホウ」、他の地方の蜂蜜を混ぜないノンブレンド手法で純度の高い島の「マヌカハニー」など、島の本来の力をそのまま製品に取り入れている。

【kiwi quinoa キウイキヌア 】未加工・未精製で完全栄養食のオーガニックキヌア

創設者のダンとジャッキーが南アメリカへ訪れた際、ペルーのキヌア栽培環境が故郷と似ていることを知り、ニュージーランド北島中央平野の火山性土壌で2015年より国内初の栽培を開始したキウイキヌア。苦味成分である「サポニン」を含まず、精製していない全粒の香ばしい甘みと独特の黄金色が特徴である。除草剤や殺虫剤などを一切使用しない無農薬栽培で環境にやさしく、独立した研究所を利用して高品質のキヌアを保つためのテストを行っている。ニュージーランドの経済的な利点も大きく、環境と地域産業を支える持続可能な農業として成長し、雇用機会も産出している。キヌアはミネラルやタンパク質、食物繊維などの豊富な栄養素を含むことから近年注目を浴びており、低GIでグルテンフリーなので米やパスタの代替となるダイエット食材としても人気を集めている。国連総会は2013年を「国際キヌア年」と定め、飢餓問題・栄養失調・貧困問題などの撲滅に貢献できる完全栄養食でもある。

【OKURUYO BAG】古着がワクチンになる!

着なくなった洋服や出番の少なくなったアクセサリー、バッグや靴などを手放すことで、世界の子供たちにポリオワクチンを寄付できる画期的なアイテム。「捨てる」のではなく「送る」ことで、社会貢献ができるサステナブルな取り組み。OKURUYO BAGを通してものを手放すことで、誰かの役に立つことができるから。1キット購入するごとになんと35人分のポリオワクチンが寄付できるうえ、開発途上国や障がいを持つ人への支援になります。